50歳を過ぎると色々なことが起こる。
どの年代でもそうかもしれないが・・・
今、私に降りかかってきたこと。
①父親の認知症が多少ひどくなってきた。
父は団塊の世代。今年で81歳になる。数年前から認知症(アルツハイマー&レビー小体型)を
発症している。日常生活では、自分でひととおりの事はできるが、
時間の概念が理解できなくなり・モノの使い方を忘れてしまう。今ではTVもつけられない。
⓶母親がコロナ発症から入院。
今年で79歳になる母親が、コロナを発症し、病院もいかず在宅で安静にしていたが、発症から
3日後にトイレで立ち上がれなくなり、意識朦朧になり、救急搬送からのICUに入院となった。
敗血症を発症しており、コロナもなかなか良くならず、認知機能の急に低下した。
もともと足腰が悪かったが、現在は立ち上がることすらできずの状態。
③母親入院後、発覚した多額債務。
今回の入院後、家に大量に督促が届いていた事実を知った。ためにため込んだ、振込用紙の山。
住宅の管理費から光熱費、複数のキャッシング、クレジットカードのリボ払いと、多岐に渡った。
9月の支払い総額70万ほど。
総借入金額は700万ほど。
年金生活の両親に支払えるはずが無い。
もちろん貯金も無い。もう少し早く状況を知っていれば、違ったかもしれないが、
まずは現実を受け入れてできることを考えることが重要。
さてここまで覚書を書いてみた。
これから必要なことはこれだ。
①介護認定申請
両親ともに介護認定の申請をした。
現在は、認定調査の状態。
常に家に誰かがいるわけでは無い。
私たち家族は同居しているが、2世帯住宅として生活を分けている。
私たち夫婦は、共働きである。母親が入院している今、父親が一人でいることは
大きなリスクである。
先日、食料品の買い物用にお金を渡したが、自分で買い物に行き、しっかりと財布ごと
落としてきた。数日後、携帯会社よりウォレットのカードが拾得されていると連絡があった
ことで、警察に行き財布ごと紛失したお金も帰ってきた。銀行キャッシュカードもしっかり
入っていた。拾ってくださった人には本当に感謝だ。
さて、もう一人、入院中の母親だ。
病院にいる間は良いが、どんな状態で帰宅するかで大きく変わってくる。
何しろ自分で車いすにすら乗れない。立ち上がれないのだ。
トイレは?お風呂は?考えただけでも大変だ。
介護認定をしてもらうことで、使えるサービスもある。
この優先順位はかなり高い。
⓶弁護士相談
問題の借金問題だ。
700万円の債務のうち、500万以上は父親名義だ。
これは父の名前で過去に作ったクレジットカードなどを使っているからそうなっている。
父親には全く認識はなかった。(決して認知症で忘れたわけでは無い)
昔から父はお金のことは全て母に任せていた。自分の口座の暗証番号も分かっていない。
現在住んでいる住宅にも問題がある。
所有物件ではあるが、名義が共有名義である。父、母に私の3人の共有になっている。
そもそも実家は別の場所にあったのを、新築物件に惹かれた母がどうしても引っ越すと
訴え、父では住宅ローンが組めないので私名義で住宅ローンを組んだ経緯がある。
今回の対処で両親の自己破産を考えたが、住宅はどうなるのか?
これが分からない。私たち家族はもともと別に物件を借りたかった。
だが、今となっては80前後の老夫婦が借りることは難易度が高い。さらに父母には猫が2匹いる。
これもハードルを上げる要因だ。
しかもこの状態では、我々家族がいなければふたりでは生活できないだろう。
そこで弁護士に何ができるか相談だ。
債務整理するにしても、この高齢だ。分割返済には無理がある。
どんな選択肢が残っているのだろうか。
③私自身の仕事・体力・疲労
最後に私自身の仕事が大きく変わる時期にある。
親の事を考えると、できる限りそばにいて何かをしてあげたい気持ちもある。
外での仕事を辞めると、大きな収入源になる。他にも仕事をしているが、
それでは恐らく足りないのが現状だ。
ただ、今現在、外の仕事で体力を消耗している中で、父親のケア、母の借金の対処、病院の対応。
とてもじゃないが、体力が持たない。精神的にもかなり疲れているのを感じる。
何とか在宅での仕事のみにできないかと苦慮している。
まとめ
と、まぁ自分の今置かれた環境について羅列してみた。
今何をしなければいけないのか。
客観的に見る必要もあるかと思う。
解決しなければいけない問題は山積みではある。
だからこそ、本気でいろいろ動かなければならないと感じている。
サポートしてくださる機関は活用し、できることを毎日やれるようにしていこう。
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